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「箏の琴〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

箏の琴の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
連環記」より 著者:幸田露伴
月の冴えたる良き夜に、やや古りたる檜皮葺の家の御簾ところどころはずれたる中に女の箏の琴弾きすましたるように聞ゆ、と申した。以言はと仰せらるれば、白沙の庭前、翠松....
源氏物語」より 著者:紫式部
いておいでになるので調子を院がお弾き試みになったのをお配らせになった。院は、 「箏の琴は絃がゆるむわけではないが、他の楽器と合わせる時に琴柱の場所が動きやすいも....
源氏物語」より 著者:紫式部
せん。むろん普通の拍子には合わないものになっているのですよ」 そのあとで、 「箏の琴をお弾きなさい」 と姫君の居間のほうへ言っておやりになったが、 「何も知....