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管理者
「管理者〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
管理者の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宇宙の始まり」より 著者:アレニウススヴァンテ
めに自然研究は多大の損害を被ることとなった。その上に彼らの教理はキリスト教寺院の
管理者の手に渡って、そうしてほとんど現代までもその文化の進歩を阻害するような影響....
「警察官職務執行法」より 著者:日本国
現、極端な雑踏等危険な事態がある場合においては、その場に居合わせた者、その事物の
管理者その他関係者に必要な警告を発し、及び特に急を要する場合においては、危害を受....
「「インガ」」より 著者:宮本百合子
一 インガ・リーゼルは三十歳である。 彼女は知識階級出の党員で、今は裁縫工場の
管理者として働いている。大柄な器量よしで、彼女の眼や唇は彼女の精力的な熱情を反映....
「明るい工場」より 著者:宮本百合子
の問題を片づけてゆく)その他重要な生産計画部、文化部などがあって、どんな大工場の
管理者でもこの工場委員会の決定に従って行動しなければならないようになっている。ブ....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
の書物をいちいち見てあるきました。満足の色を面《おもて》にたたえて―― もし、
管理者が一学でなかったら、この書物は、どうなっているか知れない。紛失はしていない....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
開墾地の留守の支配は、七兵衛入道ひとりを以て足れりとします。このぐらい適当な
管理者というものはなく、自ら働くことに於て模範の腕を持つのみならず、人を働かせる....
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
抜擢されて十一等出仕の学務課勤務を命ぜられた。そこで私も今までは松山附近の学事の
管理者であったのが、伊予国全体の学事に関係する事となったので、多少得意となった。....
「ベルリン大学」より 著者:寺田寅彦
て困った。あんまり勉強し過ぎて神経を痛めているのではないかという気がした。図書の
管理者などはどこでも学生には煙たがられると見えて、いつか同席したクナイペの席上に....
「現代の詐術」より 著者:坂口安吾
たりする。こうして荘園が栄え、貴族栄花の時代が起り、農民は又、さらに脱税のために
管理者とケッタクして、武家時代をもたらしたという。 そういう歴史を読みながら、....
「自転車嬢の危難」より 著者:ドイルアーサー・コナン
ないので、ひどく困った様子をしていたが、たしかにこのお客様の要件と云うのは、その
管理者にとって、口にしがたいことには相違ないことであった。 その夜私は、これだ....
「演劇の様式――総論」より 著者:岸田国士
二者は、それぞれに、国庫の補助によつて成立し、多少アカデミックなところはあるが、
管理者にその人を得れば、十分に国民の期待に添う「選ばれた演劇」を、比較的低廉な料....
「モルガンお雪」より 著者:長谷川時雨
て思いだすのが面倒だとあった。 だが、母のない家へも仕送りは断っていない。財産
管理者から几帳面《きちょうめん》に送ってきた。 お雪には子はないのか――誰も子....
「公開書架(Open-shelf-system)につきて」より 著者:佐野友三郎
図書の員数に何等の制限なきことを断言するに※。見るべし、書架の公開は、読衆にも、
管理者にも、共に至便にして、敢て危険の虞なきこと、単に小規模の図書館においてのみ....
「米国巡回文庫起源及び発達」より 著者:佐野友三郎
に対しては、公立図書館、学校、町村、その他の団体にて、特に委員を設け、またはその
管理者をして、一切の責に任せしむること。 六、巡回文庫の購入は、全て、州費支弁に....
「〔付〕唯物論研究に就て(戸坂潤手記)」より 著者:戸坂潤
衙・学校・会社・工場等の職場に於てその種の被疑者を出す場合に、かかる種類の職場の
管理者が有つところのものと聊かも異なるところはなかったのである。越えて四月に至り....