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管轄違い
「管轄違い〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
管轄違いの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
八百八町に加えてもさしつかえはなかろうと思われるのに、大木戸を一歩外へ出るともう
管轄違いです。だから、罪人のうちにも少し知恵の働くやつがあって、闕所所払い、いわ....
「爆弾太平記」より 著者:夢野久作
い筈はないからな。面白い面白い……そうしたらドンナ回答が来た……。ナニ……。 「
管轄違いだ。返答の限りに非ず」 と突放して来た。怪しからんじゃないか。……回答....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ると、昨晩の柳橋の辻斬の話であります。前の晩、柳原で女が殺されたことは、この辺は
管轄違いか知らん。それとも、昨晩の柳橋の出来事が大きかったために、それに食われた....
「紅白縮緬組」より 著者:国枝史郎
申す――貴殿の今宵の働きに懲りて、白縮緬組の悪行も自然根絶やしになろうと存ずる。
管轄違いの我らの手では取り締まりかねたこの輩を天に代わってのご制裁、お礼申さねば....