箪食壺漿[語句情報] » 箪食壺漿

「箪食壺漿〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

箪食壺漿の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三国志」より 著者:吉川英治
て、お歓びに参ったわけでござりまする」 と、たずさえてきた猪や鶏を献物に捧げ、箪食壺漿して、にぎやかに帰った。 曹操は、軍令を出して、 一、農家|耕田ヲ荒ス....
三国志」より 著者:吉川英治
成都の市街を離れて、郊外へさしかかったが、郊外へ出ればここにも田園の百姓老幼が、箪食壺漿して、王師の行をねぎらった。 村々の道ばた、野や田の畔にも、彼らは土に....
醤油仏」より 著者:吉川英治
な江戸の時世でいながら、銅鑼亀さんの部屋にいる日傭取などは、食う話ばかりしていて箪食壺漿にたんのうしたことなどは夢にもない。 だから番附に勘亭で刷ってある「御....