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箱物
「箱物〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
箱物の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
か古錦襴切《こきんらんぎれ》のような袋に包んだ、古色蒼然《こしょくそうぜん》たる
箱物を一つ、恭《うやうや》しく伊太夫の枕許へ持って来て、念入りに備えつけました。....
「脚」より 著者:吉川英治
のか、彦太には、見当がつかない。 帳面で見ると、高値い仕出しの料理や、贅沢な重
箱物が、船宿や、妾宅や、ばくち場や、およそ享楽的な集合所へ、どんどん出ている。何....