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節目
「節目〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
節目の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「彼岸過迄」より 著者:夏目漱石
う》は田口の速達便を受取って、すぐ小川町の停留所へ見張《みはり》に出た冒険の第一
節目から始めて、電車が江戸川の終点に着いた後の雨の中の立往生に至るまでの顛末《て....
「恐怖の口笛」より 著者:海野十三
い!」 そうだ、あの「赤い苺の実」の歌というのは実は「吸血鬼」の歌なのだ。第五
節目の歌詞には「あなたの心臓をちょうだいな、あたしは吸血鬼」といったような文句が....
「ポラーノの広場」より 著者:宮沢賢治
クラリネットとね、それから鼓《つづみ》で調子だけとりますから、それでよかったら二
節目からついて歌ってください。」 みんなはパチパチ手を叩きました。テーモも首を....
「家なき子」より 著者:楠山正雄
を歌い始めた。わたしはこんなにいっしょうけんめいになったことはなかった。 二|
節目の終わりになったとき、背広を着て、ラシャのぼうしをかぶった男が目にはいった。....
「『出家とその弟子』の追憶」より 著者:倉田百三
。私はひとつの境地から、他の境地へと絶えず精進しつつあるものだ。そしてその転身の
節目節目には必ず大作を書いているのだ。愛読者というものはそれでなくては作者にとっ....
「那珂川の鱸釣り」より 著者:佐藤垢石
にも教えてはいけませんよ。まず、蝦を右の手の二本指でつかまえて、尻の方から腹の三
節目へ、鈎先をさす。その場合、腹の中央に頭から尻へ一直線に朱色の線が張っているが....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
九月の秋祭、十月の亥の子、その他毎月の日待月待までを、鹿児島県などではみんな折目
節目と呼んでいる。そういう中でも全国を通じて、最もよく知られた節日は一年の境の日....