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節節
「節節〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
節節の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「女の決闘」より 著者:太宰治
流れて出てしまう筈だと思っていた。 夕方になって女房は草原で起き上がった。体の
節節が狂っていて、骨と骨とが旨く食い合わないような気がする。草臥れ切った頭の中で....
「旅愁」より 著者:横光利一
道義と感じる僕らの国の人とは、よほど変った虚無的な、これなら消える筈だと思われる
節節多く参考になりました。あなたも少しはそれらも読んでみて下さい。そうしますと、....
「夜の靴」より 著者:横光利一
なみ。その尖がった竿の先がぶるぶる震えつつ日にあたっている。白く粉をふいた青竹の
節節の間を、ゆれ過ぎてゆく釣竿の一団の中に、私の子供も一人混っている。この子はい....
「或る少女の死まで」より 著者:室生犀星
い兇暴なもののあるのを知った。 私は永い間清水の溜りにしゃがんでいた。からだの
節節はひどく痛み出して、すぐ立って歩けそうにも思われなかった。東京には珍らしいこ....