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範を垂れ
「範を垂れ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
範を垂れの前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「運命」より 著者:幸田露伴
くならしめて之を燃す。高煦生きながらに焦熱地獄に堕し、高煦の諸子皆死を賜う。燕王
範を垂れて反を敢てし、身|幸にして志を得たりと雖も、終に域外の楡木川に死し、愛子....
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
さえすれば、多くの軍隊が湧き出した。クリストフはその大将で、先頭に立って進み、模
範を垂れ、斜面を進撃して上っていった。枝がしなやかな時には、鞭《むち》になった。....
「二都物語」より 著者:佐々木直次郎
かぴかときらびやかな装飾を身に著け、その中の頭の者に至っては、モンセーニュールの
範を垂れたもうた高貴にして醇雅な様式と競うて、ポケットの中に二箇よりも少い金時計....
「光は影を」より 著者:岸田国士
怒りを爆発させることはなく、家の掃除から、夜の読書まで、率先躬行をもつて、厳しく
範を垂れ、自らそれをなによりのほこりとしていた。 数えてみると、今年はもう五十....
「明治哲学界の回顧」より 著者:井上哲次郎
る。それは孔子だの、仏陀だの、クリストだの、ソークラテースだの、そういう後世に模
範を垂れた古今の聖人である。聖人といえどもその人格が絶対的に完全なりや否や、なお....
「三国志」より 著者:吉川英治
興して風に倣わせよ。風を興すもの師と吏にあり。吏と師にして善風を示さんか、克己の
範を垂れその下に獺惰の民と悪風を見ることなけん」 孔明はつねにそういっていた。....