» 簡にして要を得

「簡にして要を得〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

簡にして要を得の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「半七捕物帳」より 著者:岡本綺堂
たしが曖昧の説明を試みるよりも、大槻博士の『言海』の註釈をそのまま引用した方が、簡にして要を得ていると思う。言海の「る」の部に、こう書いてある。――ルウフル(蘭....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
あり、ひしめく人間は彼女自身でなければポンビキであって、露骨そのものでもあるが、簡にして要を得ているな。そして又、人間がゴッタ返しているよ。 私はこの裏側の旅....
「巷談師」より 著者:坂口安吾
尉と中西伍長」には全国の共産党員から夥しい反響があった。これも、その一つである。簡にして要を得、秀作である。 「お前の顔は……」このあとは、本人は書きたくない。....
「街はふるさと」より 著者:坂口安吾
、長平だ。また、礼子であり、せつ子であった。 彼は復讐について考える。これほど簡にして要を得た復讐はない。そこで誘惑は激しいが、復讐というものは、空想された願....
「映画雑感(Ⅴ)」より 著者:寺田寅彦
の俳諧的雰囲気に相応わしいのでないかと思われた。これに比べると金満家と彫刻家とは簡にして要を得ているようである。カメラと焼付けも一体になかなか鮮明で美しいと思わ....
「読書法」より 著者:戸坂潤
)百合子の序文は、日本プロレタリア文学運動に於ける彼の役割を規定することに於て、簡にして要を得ている。中条氏で思い出したが、彼女の『昼夜随筆』という評論集が出た....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
けを以て、一応要領を得て往《ゆ》く人も、帰る人もある。ところが、この捨札の意味が簡にして要を得ているようで、実は漠として掴《つか》まえどころがないのです。 そ....
「一世お鯉」より 著者:長谷川時雨
たし夫人《おくさん》じゃない、妾《めかけ》ですっていってやったの」 なんという簡にして要を得た、痛快な答えではないか? 七 「そうすると怒ったの....