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「籠長持〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

籠長持の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
の辺も助かるまい。大事な物だけでも、川向うへ持って行こうじゃないか」というので、籠長持に詰め込んである荷物を、政吉と父の兼松とが後先に担い、師匠は大きな風呂敷包....
幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
稀な荒寥とした野天に差し掛けの店が出来ているので、前の日の夜の十二時頃から熊手を籠長持に入れて出掛けるのですが、量高のものだから、サシで担がなければなりません。....
三枚続」より 著者:泉鏡花
先刻のあの場合にも、愛吉鶏をッてお謂いなすった、どうしよう、これをまあ。 葛籠長持と違って、人の家へ投ッ放しに預けて来られるんじゃあなし、庇って持っていた日....