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米貨
「米貨〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
米貨の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「或る女」より 著者:有島武郎
ないでは生活の保障が絶え果てなければならないのだから。葉子の懐中には百五十ドルの
米貨があるばかりだった。定子の養育費だけでも、米国に足をおろすや否や、すぐに木村....
「少年探偵長」より 著者:海野十三
十万円以上にあたります。あなた、いい商売します」 客はそういって、ポケットから
米貨の紙幣をチャンの前へ並べだした。チャンは、近頃こんなにびっくりしたことはない....
「モスクワ印象記」より 著者:宮本百合子
った。万国寝台車の中で彼は暇である。銀貨入れを出して小がね勘定をする。ハルビンで
米貨を留《ルーブル》に替えた時、彼はどの位損をしたか、得をしたか?――見ると、ロ....
「欧米各国 政教日記」より 著者:井上円了
り。その礼拝堂は、一万五千人をいるるべしという。当時、本堂建築中なり。その費用、
米貨千万ドル(わが千三百万円)なりという。 モルモン宗は米国中ユタ州内に蔓延し....