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粉体
「粉体〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
粉体の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「自然界の縞模様」より 著者:寺田寅彦
物質の堆積は、ガスでも、液でも、弾性体でもない別種のものであって、これに対して「
粉体力学」があるはずである。近ごろ、土壌の力学に関連してだいぶこの方面が理論的に....
「寺田先生の追憶」より 著者:中谷宇吉郎
うのは、その起りは此処《ここ》にあったのである。そしてこの研究に芽生えた思想は、
粉体《ふんたい》の特殊な性質の研究や割れ目の理論を経て、遂《つい》に先生晩年にお....
「粉雪」より 著者:中谷宇吉郎
ー滑走の力学を調べねばならぬのであるが、この問題自身が故寺田寅彦先生のいわゆる「
粉体の力学」の範囲に属する恐るべく困難な題目なのである。 通常粉雪といって簡単....