粉灰[語句情報] »
粉灰
「粉灰〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
粉灰の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「歌行灯」より 著者:泉鏡花
や、その足拍子を入れられては、やわな謡は断れて飛ぶじゃよ。ははははは、唸る連中|
粉灰じゃて。かたがたこの桑名へ、住替えとやらしたのかの。」 「狐狸や、いや、あの....
「五重塔」より 著者:幸田露伴
建物に泣いたり笑ったりしたそうなと云われる日には、なあ十兵衛、二人が舎利も魂魄も
粉灰にされて消し飛ばさるるわ、拙な細工で世に出ぬは恥もかえって少ないが、遺したも....