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粒食
「粒食〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
粒食の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
た。丁度収穫を終えたばかりの馬鈴薯と畑に甘藷があるので、差迫っての餓死は兎に角、
粒食は直ぐ危くなりました。私共夫妻は朝夕パンで、米飯は午食だけです。パンが切れる....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
くも、あがめられている飾り物の朝廷であろうがな。おれどもは、武士だ。朝廷の禄一ト
粒食ったことはない武士だ。――四の五を吐かさず、つつしんでうけたまわれ」 と、....