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粢
「粢〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
粢の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「山の人生」より 著者:柳田国男
は一切焼かぬようにしていた。故に一名を山小屋餅、江戸近くの山方では、古風のままに
粢餅と呼んでいた。今日我々が宗教行為というものの中には、まだ動機の分明せぬ例が多....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
ろうかが考えられるのだが、実は私などはそれがやはりモチであったと思うのである。「
粢」もしくは「※」の字を宛てたシトギという古語は、明らかに粉製のものの名であって....
「年中行事覚書」より 著者:柳田国男
しかたが目標としてよく覚えられ、偶然にそこに古い事が多く残っただけである。餅でも
粢でもまた豆腐でも、珍しいからうまくおいしく、またなるべくうまくしようと親たちは....
「アイヌ宗教成立の史的背景」より 著者:知里真志保
して飲めや歌えの大歓待を受けます。(七)そして人間の酋長からみやげの酒だの米だの
粢(しとぎ)だの或は幣だのをどっさり頂戴に及んで、はるばる山の上にある自分の本国....