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粤
「粤〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
粤の前後の文節・文章を表示しています。該当する9件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い：新字新仮名]
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
る」 人は県令の明察に服した。 鄭成功と異僧 鄭成功が台湾に拠るとき、
粤東の地方から一人の異僧が海を渡って来た。かれは剣術と拳法に精達しているばかりか....
「運命」より 著者:幸田露伴
十六年、黔に至りたもう。十七年始めて仏書を観たもう。十八年｜蛾眉に登り、十九年｜
粤に入り、海南諸勝に遊び、十一月還りたもう。此歳阿魯台反す。二十年永楽帝、阿魯台....
「阿宝」より 著者:田中貢太郎
粤西に孫子楚という名士があった。枝指のうえに何所かにぼんやりしたところがあったか....
「黄英」より 著者:田中貢太郎
金で村はずれに肥えた田を二十｜頃買って、屋敷をますます立派にした。と、馬の所へ東
粤から客が来て陶の手紙を出した。開いてみるとそれは姉と結婚してくれという頼みであ....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
始めで、これが手に入れば、もう占めたものだ」（癸辛雑識続集） 報寃蛇 南
粤の習いとして蠱毒呪詛をたっとび、それに因って人を殺し、又それによって人を救うこ....
「中国怪奇小説集」より 著者:岡本綺堂
生ずと、捜神記にも見えている）。 洞庭の神 梁遂という人が官命を帯びて西
粤に使いするとき、洞庭を過ぎた。天気晴朗の日で、舟を呼んで渡ると、たちまちに空も....
「書簡箋」より 著者:宮本百合子
せば、と盲目にして娼婦の営みをさせた。孔子の言葉は現実をどこまで改善しただろう。
粤東《エットウ》（広東）盲妓という題の詩が幾篇もあって（支那女流詩講）、なかに、....
「木蔭の椽」より 著者:宮本百合子
で、普通の目醒し時計のようにジジジジとただやかましくなるのではない。時間になると
粤調、茉莉花という支那音楽の節をオールゴールで奏す仕掛けになって居る。それが、オ....
「阿英」より 著者:田中貢太郎
ことができた。 ※はどうしても満足することができなかった。 玉に従兄があって
粤で司李をしていた。玉はその従兄の所へいって長い間帰らなかったところで、たまたま....