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「粳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

粳の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
》う刹利《せつり》大王をこそ負うべけれ、我食時には、雕物《ほりもの》した盆に蜜と米《うるしね》を和《ま》ぜて入れたのを食うべきだ、明日また使が来たらこう言いな....
十二支考」より 著者:南方熊楠
りの輩に向い太子汝らを請せず、汝ら鬱単越洲《うったんのっしゅう》に往き自然成熟の米《こうまい》を取って食えと。鬱単越(梵語ウッタラクルの音訳)は天下勝の義でま....
百姓弥之助の話」より 著者:中里介山
なる。 小麦 約十二俵 大麦 十俵 陸稲┌糯《もち》 六斗五升 └《うるち》 五石 馬鈴薯 約四百貫 玉蜀黍《とうもろこし》 三斗 西瓜《す....
十二支考」より 著者:南方熊楠
す。直隷の呉県では鼠娶婦。山東の臨邑県では鼠忌という。江南の懐寧県では、豆、粟、米等を炒《い》って室隅に擲《なげう》って鼠に食わしめ、炒雑虫(虫焼き)といい、....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
左ノ如シ。 三月三日取嫩艾葉雑※米粉蒸為※謂之艾※」 とある。※はモチ、※はと同じウルチネである。 我国春の七草の内に御行《オギョウ》(五行《ゴギョウ》....
私本太平記」より 著者:吉川英治
山荘にいるときのような忠実ぶりを見せるのだった。 そこへこの辺の売女だろうか、の粉をまだらに顔へこすったような、しどけない身なりの女が来て、大蔵に何かを渡し....
私本太平記」より 著者:吉川英治
いる。 「顕氏」 武佐寺での尊氏は、油幕を引いた大庭に床几をおき、朝も昼糧も、に味噌をつけたような物を床几のままで噛っていた。 「叡山はまだ、うんといわない....
年中行事覚書」より 著者:柳田国男
あったことと思うが、播州の方ではこの日のためにただ餅をつき、特にイシイシと称して米の粉を以て作ったものを、互いに贈答することが東京の彼岸の餅以上に盛んであった....