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「粳米〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

粳米の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
十二支考」より 著者:南方熊楠
》う刹利《せつり》大王をこそ負うべけれ、我食時には、雕物《ほりもの》した盆に蜜と粳米《うるしね》を和《ま》ぜて入れたのを食うべきだ、明日また使が来たらこう言いな....
十二支考」より 著者:南方熊楠
りの輩に向い太子汝らを請せず、汝ら鬱単越洲《うったんのっしゅう》に往き自然成熟の粳米《こうまい》を取って食えと。鬱単越(梵語ウッタラクルの音訳)は天下勝の義でま....
十二支考」より 著者:南方熊楠
す。直隷の呉県では鼠娶婦。山東の臨邑県では鼠忌という。江南の懐寧県では、豆、粟、粳米等を炒《い》って室隅に擲《なげう》って鼠に食わしめ、炒雑虫(虫焼き)といい、....
年中行事覚書」より 著者:柳田国男
あったことと思うが、播州の方ではこの日のためにただ餅をつき、特にイシイシと称して粳米の粉を以て作ったものを、互いに贈答することが東京の彼岸の餅以上に盛んであった....