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精げ
「精げ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
精げの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ジャン・クリストフ」より 著者:豊島与志雄
のうちにそれらの見知らぬ力を感じてうれしかった。そして自分の能力をためすことは不
精げに後《あと》回しとして、まず内心に咲き乱れてる花に誇らかに酔って、陶然として....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
ウスと前後して共に外から学んだかと思うが、そうでないまでも元の用法は、米を大量に
精げるための杵であって、後に餅搗きにこれを転用したことは、今でも餅臼が是と不釣合....
「母の手毬歌」より 著者:柳田国男
せたものとは別であった。そういう中でも田植の日の飯米などは、かたい家では早くから
精げて俵にして、用意して置くものが今でもある。またはその中へ正月の三方折敷の米を....