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精白
「精白〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
精白の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「量的と質的と統計的と」より 著者:寺田寅彦
れる血液を少しばかり薄めるための一杯のソーダ水として、あるいはまたアカデミックな
精白米の滋味に食い飽きて一種のヴィタミン欠乏症にかかる恐れのあるときの一さじの米....
「人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
物消費量との比率の若干の変化があるに違いない。英蘭《イングランド》南部の労働者は
精白小麦粉のパンを食う習慣があるので、彼らは半ば餓死するほどの地位に陥らぬ限り、....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
て世に行った変革の結果が、その実我々に災いした場合は一にして止まらぬ。例えば米を
精白にして食う風は年を追うて進み、しかも脚気の原因をビタミンBの欠乏に発見したの....
「美しい日本の歴史」より 著者:吉川英治
えを給与して欲しい。 三 月五日の休暇を要求する。 四 現給の玄米を中等度にまで
精白げて貰いたい。 五 薬用として、三日に一度、酒の支給を請う。 六 従来、手当....