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糀
「糀〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
糀の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「私の小売商道」より 著者:相馬愛蔵
の牛乳屋まで取りに行った。 日本では牛乳屋同志の競争が激しくて、本郷の牛乳屋が
糀町へ侵入したり、また逆に
糀町のものが本郷の方へ出かけて行く。それでも数がまとま....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
|魚板《まないた》橋から中坂をのぼり、暮六ツ(午後六時)すこしすぎに四谷御門、外
糀町口《そとこうじまちぐち》の木戸(四谷見附交叉点)を通ってお上屋敷(いまの赤坂....
「平賀源内捕物帳」より 著者:久生十蘭
、道袍《トウパウ》に三角の毛帽をかぶった朝鮮人の行列が二列になって二十四人。 「
糀街《こうじまち》」と唐文字《からもじ》を刺繍《ぬいとり》した唐幡《とうばん》と....
「藪の鶯」より 著者:三宅花圃
当をほうり出す。 秀「オヤオヤいけませんネー。あたしはこのショールを一つあむと。
糀町《こうじまち》の毛糸屋へいってこないではなりませんから。いつものように机を出....
「生き烏賊白味噌漬け」より 著者:北大路魯山人
のもないではないが、品が落ちる――となっている。白味噌は辛味噌からみると、大豆と
糀とがかっていて塩が少ないために、甘酒ほどではないが、甘味のかった味噌である。こ....