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糊精
「糊精〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
糊精の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ビジテリアン大祭」より 著者:宮沢賢治
へんにちがって感じます。パンと塩と水とをたべている修道院の聖者たちにはパンの中の
糊精《こせい》や蛋白質|酵素《こうそ》単糖類脂肪などみな微妙《びみょう》な味覚と....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
にあり。今は盛に外国へ出輸す。 ○水飴は半ば有益なる葡萄糖に変化したる糖分六割と
糊精一割六分と少量の蛋白質を含み、滋養分|甚《はなは》だ多く、最も小児と老人の食....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
で滋養分も多い訳《わけ》です。 我邦のお米は気候風土の関係から大層《たいそう》
糊精分《こせいぶん》に富んで外国のお米よりも味が良うございます。殊《こと》に西南....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
しょう」お登和嬢「それは日本の空気に湿気の多いためどの澱粉質《でんぷんしつ》にも
糊精《こせい》という成分が多いからだそうです。小麦粉ばかりでありません。お米もそ....