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糞力
「糞力〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
糞力の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「現代日本の開化」より 著者:夏目漱石
とも自動車をもつくらいならお客を乗せる必要もないが――短い時間で長い所が走れる。
糞力《くそぢから》はちっとも出さないですむ。活力節約の結果楽に仕事ができる。され....
「名人長二」より 著者:三遊亭円朝
捉え捻上るを、そうはさせぬと長二は左を働かせて幸兵衛の領頸を掴み、引倒そうとする
糞力に幸兵衛は敵いませんから、挿して居ります紙入留の短刀を引抜いて切払おうとする....
「超人鬚野博士」より 著者:夢野久作
が、アトから来た少年力持の吾輩に人気を渫われてスッカリ腐り込んでいた奴だ。むろん
糞力がある上に、拳固で下駄の歯をタタキ割るという奴だったから痛かったにも何にも、....
「新釈諸国噺」より 著者:太宰治
きなかったが田舎へ来ればやはり永年たたき込んだ四十八手がものを言い在郷の若い衆の
糞力を軽くあしらっている男、では一番、と平気で土俵にあがって、おのれと血相変えて....