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紀伊半島
「紀伊半島〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
紀伊半島の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「少年探偵長」より 著者:海野十三
した。 いかにもそれは、世にも見事な眺めであった。東を見れば、大阪湾をへだてて
紀伊半島が、西を見れば海峡をへだてて四国の山々、更に瀬戸内海にうかぶ島々が、手に....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
海を見たことがないという山奥の子供でも汽車や自動車は見なれているという文化交通時代であるが、
紀伊半島を一周する汽車線はいまだに完成していない。また、紀州の南端から大台ヶ原を....
「安吾の新日本地理」より 著者:坂口安吾
一部は長崎から鹿児島宮崎と九州を一巡して土着の地を探し、または四国を一巡したり、
紀伊半島を廻ったり、中部日本へ上陸したり、更に遠く伊豆七島や関東、奥州の北辺にま....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
日本の暗夜と、殺戮を照らす劫火の巷とを、現出しました。 清盛は、早馬をうけて、
紀伊半島の遠い旅先で、それを知る。 はからずも、この騒乱の帰着は、結果的に、義....