紀伊国屋文左衛門[語句情報] » 紀伊国屋文左衛門

「紀伊国屋文左衛門〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

紀伊国屋文左衛門の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
細木香以」より 著者:森鴎外
の侍の手を捩じ上げて花道から出て侍等を懲す。侍等は花道を逃げ入る。この時権十郎の紀伊国屋文左衛門が暖簾を搴げて出る。その拵は唐桟の羽織を著、脇差を差し駒下駄を穿....
紅白縮緬組」より 著者:国枝史郎
金銀を幾千ともなく儲け、湯水のように使い棄てた。 しかし豪奢なその銀座衆さえ、紀伊国屋文左衛門には及ばなかった。奈良屋茂左衛門にも勝てなかった。そしてこの両人....