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紀平正美
「紀平正美〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
紀平正美の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
だろう。人々は容易にそこにすぐ様フィロロギーのカリケチュアを気づくだろうからだ。
紀平正美氏のやり口でも、その文義的論拠にぞくするものは、同様に思い付きのギゴチな....
「現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
日では必ずしも当面的な意義を有っていないと考えられるかも知れない。それに較べれば
紀平正美博士や川合貞一博士などの、特に後者の、国宝的反動哲学者の方が、或る意味で....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
らファシズムという範疇は欧州のものであって日本のものではないから。多分この点は、
紀平正美博士なども賛成だろう。 欧州的範疇で物を云う反動家と、日本的範疇で物を....
「社会時評」より 著者:戸坂潤
人格に見立てられそうな破目に陥ったというだけである。日本精神文化研究所にだって、
紀平正美博士が控えている。だがどういうわけか、紀平氏を押し立てて関屋所長赴任反対....
「読書遍歴」より 著者:三木清
新しい時期を画した岩波の『哲学叢書』が出始めたのは、その頃のことである。私なども
紀平正美氏の『認識論』とか宮本和吉氏の『哲学概論』とか、分らないながら幾度も読ん....