紅焔[語句情報] » 紅焔

「紅焔〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

紅焔の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
不周山」より 著者:井上紅梅
ゆく、また久しくして、焔は花房となり、また火の柱となり、真赤になって、崑崙山嶺の紅焔を圧倒するようになった。大風が俄に起って、火の柱は巻き上ってうなり、青や色々....
イーハトーボ農学校の春」より 著者:宮沢賢治
‥ ああきれいだ、まるでまっ赤《か》な花火のようだよ。) それはリシウムの紅焔《こうえん》でしょう。ほんとうに光炎菩薩《こうえんぼさつ》太陽《たいよう》マ....
明暗」より 著者:岡本かの子
ものはただ無限。白ばら、白百合、白壁、白鳥。紅いものには紅百合、紅ばら、紅珊瑚、紅焔、紅茸、紅|生姜――青い青葉、青い虫、黄いろい菜の花、山吹の花。 こう愛情....