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紅藻
「紅藻〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
紅藻の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
紅と四色の類に分かつ、青緑褐の藻群には鹹水に生ずるものも淡水に産するものも多いが
紅藻の一群およそ二百属のうち淡水に産するは甚だ少なく、属中の諸種ことごとく淡水に....
「人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
ったまっ赤な血だ。ダネックはじっとながめていたが、「なアんだ」とフフンと笑い、「
紅藻《ヒルデブランチア・リヴラリス》の、じつに細かいやつだ」と言った。
見ると....
「悟浄出世」より 著者:中島敦
た。 「心を深く潜ませて自然をごらんなさい。雲、空、風、雪、うす碧《あお》い氷、
紅藻《べにも》の揺れ、夜水中でこまかくきらめく珪藻《けいそう》類の光、鸚鵡貝《お....