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紅蜀葵
「紅蜀葵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
紅蜀葵の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
か見えなかった。復活して逃げたのかも知れぬ。
六
八月二日。
紅蜀葵の花が咲いた。
甲州|玉蜀黍をもぎ、煮たり焼いたりして食う。世の中に斯様....
「からすうりの花と蛾」より 著者:寺田寅彦
端は茂ったかえでの大小の枝の間から糸のように長くたれさがって、もう少しでその下の
紅蜀葵の頭に届きそうである。この驚くべき征服欲は直径わずかに二三ミリメートルぐら....
「烏瓜の花と蛾」より 著者:寺田寅彦
蔓の端は茂った楓の大小の枝の間から糸のように長く垂れさがって、もう少しでその下の
紅蜀葵の頭に届きそうである。この驚くべき征服慾は直径わずかに二、三ミリメートルく....
「日を愛しむ」より 著者:外村繁
種を播いた黄蜀葵《とろろあおい》が、かなり大きくなっている。が、まだ蕾は小さい。
紅蜀葵は真夏の花であろうが、黄蜀葵は初秋の方がふさわしいかも知れない。不意に、け....