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紋帳
「紋帳〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
紋帳の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「赤耀館事件の真相」より 著者:海野十三
給え。こっちの方のは彼奴の左の人差指にちがいなかろう!」 警部はポケットから指
紋帳を出して較べていましたが、驚きと悦びの声をあげて、 「彼奴の指紋だ。とうとう....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
ものか――昔の戦争は、この家々の紋所が皆ものを言ったのだ、さあ、諸大名の紋所――
紋帳は無いか。武鑑があったところで、慶長五年の武鑑でなけりゃ間に合わねえよ。 ....