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「納会〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

納会の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三右衛門の罪」より 著者:芥川竜之介
まする。御指南番《ごしなんばん》山本小左衛門殿《やまもとこざえもんどの》の道場に納会《のうかい》の試合がございました。その節わたくしは小左衛門殿の代りに行司《ぎ....
仮装人物」より 著者:徳田秋声
三にいやな予感を与えたのは、清川の年上の愛人|雪枝の家で催された、年暮のお浚いの納会の時であった。庸三は葉子の身のうえに今にも何か新しい事件が起こりそうな感じで....
丹下左膳」より 著者:林不忘
弟一同行列を作りつつ、奥庭にまつってある稲荷《いなり》のほこらへ参詣して、これを納会《おさめ》の式とする掟になっていた。 植えこみを抜けると、清水観音の泉を引....
鴎外の思い出」より 著者:小金井喜美子
の人の次のような手紙があります。 弥御機嫌よく、御悦申上候。相かはらず来月十九日納会相催し候まゝ、何とぞ/\御ばゝ様御同道にて御出願ひ上候。遠方|故御出なくば、....