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「納本〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

納本の前後の文節・文章を表示しています。該当する10件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
一円本流行の害毒と其裏面談」より 著者:宮武外骨
半の批評を受くれば、著者の本懐これに過ぎない、サヨナラ 昭和三年十月十五日印刷納本 昭和三年十一月一日形式発行 一円本流行の害毒と其裏面談 定価金十銭也 著述....
渋江抽斎」より 著者:森鴎外
とに発行せられるのを、抽斎は生を終るまで次を逐って上った。成善は父の歿後相継いで納本していたが、この年に至って全部を献じ畢った。八月十五日|順承は重臣を以て成善....
世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
すべき点が多い位いだろう。 例えば内務省には日本における凡ての出版物が一部ずつ納本になっている。この日本の出版物を網羅した書庫は今日どの程度に整理されているか....
現代日本の思想対立」より 著者:戸坂潤
ない。『東京朝日新聞』(三四年四月十六日付)に載った統計によると、右翼関係単行本納本数は、 昭和七年―一四五、昭和八年―一七九 同新聞雑誌在籍数は、 ....
国立国会図書館について」より 著者:中井正一
織の崩壊と不備は、やがて、予報の誤謬となり、文化自体の災害となってゆくのである。納本は論ずるまでもないが、有形無形の、この図書館を助け育て、自分達の幸福を防ぎま....
国立国会図書館」より 著者:中井正一
うに、セクショナリズムの鉄の窓をいかに破るかの夢が課せられたのである。 全国の納本をわが館で一手に引受けて、その全国の文献のリストを完成すること、やがては分類....
集団文化と読書」より 著者:中井正一
全国の図書館の目録を一カ所にうつしとるという二十五年計画)のような問題、また全国納本の目録カードを印刷して、全国図書館に安い値段で流す印刷カードの問題などはその....
歴史の流れの中の図書館」より 著者:中井正一
から出発している印刷カードの全国頒布は、これも日本としては画期的な試みであって、納本制度の確立とともに、全国の図書館のカードの単一組織化がここにその緒を見ようと....
国会図書館のこのごろ」より 著者:中井正一
手をつなぎたい。このほうの蔵書カードはすでに約十万枚を繰り込んでいる。 さらに納本制度で入ってくる本を整理カードに印刷して、全国の図書館、研究所、会社などに流....
国会図書館の窓から」より 著者:中井正一
いる。七十五坪の一階にいっぱいの書類にうずまって人々は動いている。 レコードも納本形式で入りつつあるので、三月からレコード・コンサートがおこなわれることとなっ....