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「純物質〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

純物質の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
善の研究」より 著者:西田幾多郎
こととなる。此《かく》の如き説明の基礎となる純機械的説明とはいかなる者であるか。純物質とは全く我々の経験のできない実在である、苟《いやしく》もこれについて何らか....
愛と認識との出発」より 著者:倉田百三
めに設けられたる概念である。物理学者の言ふやうなすべて我々の個人の性を除去したる純物質といふ如きものは、最も具体的事実に遠ざかりたる抽象的概念である。(善の研究....