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純真無垢
「純真無垢〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
純真無垢の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「ドグラ・マグラ」より 著者:夢野久作
。自分でその天命の何たるかを知らない……徹底的に何も知らない……ホントウの意味の
純真無垢の青年である」
「……………」
「……というのは、ほかでもない。吾輩も若....
「だいこん」より 著者:久生十蘭
るが、下品な顔はない。みなおっとりと物静かで、プリンスのようなようすで足を組み、
純真無垢な海緑色《ヴェル・マレ》の瞳でやさしくあたしを見つめている。困ったことに....
「死者の権利」より 著者:浜尾四郎
たる女を、悪魔の如く罵りますか。貞淑なる少女を妖婦の如く、清浄な女を悪魔の如く、
純真無垢なる花の如き可憐な少女《おとめ》をあなたは淫婦の如く罵らなければならない....