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純銀
「純銀〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
純銀の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鳴雪自叙伝」より 著者:内藤鳴雪
これまでの大小の、大よりも少し短かくして、その飾りは、奢ったものは純金にし、次は
純銀にした。私の同僚でも長屋氏は金があったから、東京へ出張して帰った時金刀を閃か....
「青玉の十字架」より 著者:チェスタートンギルバート・キース
れに、おめでたい単純さで、自分は注意しなくってはいけない。なぜなら『青玉付き』の
純銀製の品物を、茶色の包の中に持っているんだからと説明していた。聖者のような単純....
「文づかい」より 著者:森鴎外
に残りき。田舎なれど会堂おもいのほかに美しく、食卓の器は王宮よりはこび来ぬとて、
純銀の皿、マイセン焼の陶ものなどあり。この国のやき物は東洋のを粉本にしつといえど....
「地上」より 著者:島田清次郎
のないその部屋の高い屋根裏を橋梁のように太い梁が走り、片隅の一間四方の囲炉裡には
純銀の茶釜が黒ずんだ自在にぶら下げてあった)の正面に坐って来客に応対している父の....