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紙撚り
「紙撚り〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
紙撚りの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「藤棚の陰から」より 著者:寺田寅彦
作ったとき、一日試みに二つのうつ向いたつぼみの上方にヘアピン形に折れ曲がった茎を
紙撚りのひもでそっと縛っておいた。それから二三日たって気がついて見ると、一つは紙....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
間も、這って来た時、益満は静かに、燧石《ひうちいし》を打って、紙燭に火を点じた。
紙撚りに油をしましたもので、一本だと五寸四方ぐらいが、朧《おぼろ》げに見えた。そ....