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紙砧
「紙砧〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
紙砧の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「両国の秋」より 著者:岡本綺堂
おびき出して、ちょうど浅草寺《せんそうじ》の入相《いりあい》がぼうん、向う河岸で
紙砧《かみぎぬた》の音、裏田圃で秋の蛙《かわず》、この合方《あいかた》よろしくあ....
「修禅寺物語」より 著者:岡本綺堂
草の花咲きたる垣に沿うて荒むしろを敷き、姉娘桂、二十歳。妹娘楓、十八歳。相対して
紙砧を擣っている。) かつら (やがて砧の手をやめる)一※あまりも擣ちつづけたの....