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素人離れ
「素人離れ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
素人離れの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「悪獣篇」より 著者:泉鏡花
りかえそうたって、海が合点するものではねえと、大丈夫に承合うし、銑太郎もなかなか
素人離れがしている由、人の風説も聞いているから、安心して乗って出た。 岩の間を....
「双面獣」より 著者:牧逸馬
謂う可き観を遺している点と言い、殊に小刀《ナイフ》の扱い方がまるで外科医のように
素人離れしていて鳥渡常識以上の人体解剖の知識と経験を示しているように思われること....
「幕末維新懐古談」より 著者:高村光雲
得た)。私は審査員として山崎氏の作を見た時、なかなか傑作であるが、惜しいことには
素人離れがしておらぬ。つまり、道具の拵え方が鈍くて、水ばなれがしないので、何んと....