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素口
「素口〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
素口の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「狂女と犬」より 著者:小酒井不木
ります。これは後にお医者さんから聞いたことですが、妊娠すると屡々異嗜が起って、平
素口にしないものを平気で喰うようになるそうですが、お蝶さんには、極度の異嗜が起っ....
「犬神」より 著者:小酒井不木
私はこの言葉をきいてはっと思った。なるほど、妊娠の際には所謂異嗜が起って、平
素口にしないものを食べたがることがある。して見ると、先日、私の血を喜んで吸ったの....
「棚田裁判長の怪死」より 著者:橘外男
当りを探索していたものの、井沢判事は東京以来、棚田判事と親密な同僚関係にあり、平
素口論一つしたこともなく、何故、兇器を振るって死に至るまで決闘を続けなければなら....