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「素意〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

素意の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
蘭学事始」より 著者:菊池寛
望せしところなり。世に良沢という人なくば、この道開くべからず。されど翁のごとき、素意大略の人なければ、この道かく速かに開くべからず、是もまた天助なるべし」....
小説 不如帰 」より 著者:徳冨蘆花
つは悲しめる加藤子爵夫人と千鶴子と心を三方に砕きつつ、母はさ言えどいかにも武男の素意にあるまじと思うより、その乗艦の所在を糺して至急の報を発せる間に、いらちにい....