素戔嗚尊[語句情報] » 素戔嗚尊

「素戔嗚尊〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

素戔嗚尊の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
素戔嗚尊」より 著者:芥川竜之介
した。 八 女たちは彼の答を聞くと、もう一度顔を見合せて笑い出した。それが素戔嗚尊《すさのおのみこと》には腹も立てば同時にまた何となく嬉しいような心もちも....
十二支考」より 著者:南方熊楠
蛇の族霊の標《しるし》か何かを見て、その部族を忌み逃げ出した事と思う。大物主神は素戔嗚尊《すさのおのみこと》が脚摩乳《あしなつち》手摩乳《てなつち》夫妻の女を娶....
十二支考」より 著者:南方熊楠
氏報)。 『秋斎間語』二に「尾州一の宮の神主《かんぬし》、代々鶏卵を食せず云々、素戔嗚尊《すさのおのみこと》の烏の字を鳥に書きたる本を見しよりなり。熱田には筍《....
私たちの建設」より 著者:宮本百合子
目を持っていたかということを証明している。神話に、天照大神が機を織っていたらば、素戔嗚尊《すさのおのみこと》が暴れ込んで、馬の生皮を投げ込んで機を滅茶滅茶にして....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
ことなく承け継がれて来たという、昔ゆかしい信念であった。『古今集』の序にも和歌は素戔嗚尊にはじまったと記している。これは『古事記』の、 八雲立つ出雲八重垣つまご....
旃陀羅考」より 著者:喜田貞吉
見尊は、御自身|山幸彦として鳥獣の狩猟に従事遊ばされたのであった。さらに遡って、素戔嗚尊は、御自身天斑駒の皮をお剥ぎになったのである。神官をハフリというのも畢竟....
賤民概説」より 著者:喜田貞吉
めないで、全くの別世界であった。この類のことは実は太古からあったもので、古く既に素戔嗚尊は、出雲の簸之川上から流れて来たのを覧て、山奥に人ありとの事を知られ、分....