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素琴
「素琴〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
素琴の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「虞美人草」より 著者:夏目漱石
の精彩を着せざる毒舌は、美しき筆に、心地よき春を紙に流す詩人の風流ではない。閑花
素琴《かんかそきん》の春を司《つかさ》どる人の歌めく天《あめ》が下《した》に住ま....
「草枕」より 著者:夏目漱石
るのに勢を得て、かれこれ二三十分したら、 青春二三月。愁随芳草長。閑花落空庭。
素琴横虚堂。※蛸掛不動。篆煙繞竹梁。 と云う六句だけ出来た。読み返して見ると、....
「吾輩は猫である」より 著者:夏目漱石
少々骨が折れ過ぎる。宛然《えんぜん》たる列仙伝中の人物だね」
「無絃《むげん》の
素琴《そきん》を弾じさ」
「無線の電信をかけかね」
「とにかく、やろう」
「君が....