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紫の薄様
「紫の薄様〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
紫の薄様の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「源氏物語」より 著者:紫式部
母が明石夫人であることを思って、遠慮をしすぎる自分を苦笑しながら書いた。それは淡
紫の薄様であった。丁寧に墨をすって、筆の先をながめながら考えて書いている中将の様....
「源氏物語」より 著者:紫式部
はどんなことか」 「今朝宇治に出雲権守時方朝臣の所におります侍が来ておりまして、
紫の薄様に書いて桜の枝につけられました手紙を西の妻戸から女房に渡しているのを見ま....