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「紫革〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

紫革の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
は」 人心地に返ってみると、気味のわるさが、また甦ってくる。 金の入っている紫革の巾着と中条流の目録と、そして先刻の印籠と、こう三つの品は、去年の夏伏見城の....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
変らず前髪を捨てず、片肌ぬぐと、眼を奪うような桃山|刺繍の襦袢を着、掛け襷にも、紫革を用いて、 「枇杷の木で打たれると、骨まで腐ると申すから、それを覚悟でかかっ....