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累年
「累年〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「鍵屋の辻」より 著者:直木三十五
し、休めば休むという風に反射作用で動いているだけである。 「数馬ッ、何故討てぬ。
累年の仇敵《かたき》ではないか。愚者《おろかもの》ッ」 数馬が刀を取上げると又....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
年 北条高時入道 朝憲ヲ軽ンジ 逆威ヲ恣ニ振ヒ 積悪 已ニ天誅ニ値ス ココニ至リ
累年ノ宸襟ヲ休ンゼンガ為 将ニ一挙ノ義兵ヲ起サントス 叡感 尤モ深シ 抽賞何ゾ浅....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
ているのです。僭上などと日ごろの行儀は、知るところでございません。いずれにせよ、
累年、忠義のみちを取って、臥薪嘗胆、かくまで奮戦してきた者どもを捨てて、なおどう....