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細塵
「細塵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
細塵の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
の天井からは、永年の埃の堆積が鍾乳石のような形で垂れ下っていて、呼吸をするごとに
細塵が飛散してきて、咽喉が擽られるように咽っぽかった。それでなくても、空気が新鮮....
「雪」より 著者:中谷宇吉郎
の核になる塵というのはこの種のものであろうと思われる。 大気中には、このような
細塵が、如何なる場所、如何なる時にも充満している。到る処にそんなに塵が一杯にあっ....