細川和氏[語句情報] »
細川和氏
「細川和氏〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
細川和氏の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「私本太平記」より 著者:吉川英治
とつ、遺憾がございまする」 「何が不足か」 「まだ細川がここに会しておりませぬ。
細川和氏、弟頼春、掃部助ら、いいあわせたように見えませぬ」 「駈け遅れか。いまに....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
臭のきみの補佐と聞けば、主眼は政治的な意味にあることはあらためて訊くまでもない。
細川和氏は、そのてん、高氏が深い意中のものを託すに足る思慮のある人柄だった。和氏....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
なかたちとなった。 「はははは。これはまた、うますぎる。こちらの思うつぼすぎる」
細川和氏は、あとで笑って、 「どこまでも、わが大殿は御運がつよい。この東国に気長....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
議ではない。決意を告げ渡していたのである。 「…………」 弟の直義。 以下、
細川和氏、仁木、今川、一色、畠山、斯波などの重臣から、そして佐々木道誉までが、た....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
地曳式当日には、勅使ものぞみ、また、 開山の夢窓国師 尊氏、直義、高ノ師直、
細川和氏らの造営奉行 臨川寺の無極禅師、等持院の古先禅師 そのほか檀越の公卿....