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細雪
「細雪〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
細雪の前後の文節・文章を表示しています。該当する7件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「五〇年代の文学とそこにある問題」より 著者:宮本百合子
おこっている永井ものがトップをしめ、「宮本武蔵」や「親鸞」「風とともに去りぬ」「
細雪」「流れる星は生きている」などが多くの票を占めるという結果をもたらした。毎日....
「文学と生活」より 著者:宮本百合子
のなかで、月、雪、花のながめをたのしんだりして生きてゆくことだろうか。たとえば「
細雪」の世界のように。それとも、今日いわゆる中間小説というものを書いておびただし....
「現代文学の広場」より 著者:宮本百合子
「文学ずき」が、同じく現代文学におこっているなだれの下じきになっている。そして「
細雪」は「天然色映画のようにたっぷりして、刺戟がなくて、たのしめるもの」(東京新....
「婦人作家」より 著者:宮本百合子
だろうか。 老いるに早い日本の文学者たちが、六十歳にも近づけば、谷崎潤一郎の「
細雪」のようにきょうの一般の現実には失われた世界の常識にぬくもって、美文に支えら....
「今日の日本の文化問題」より 著者:宮本百合子
宮本百合子 文芸春秋新社 播州平野 宮本百合子 河出書房
細雪 谷崎潤一郎 中央公論社 大和絵史論 小林太市郎....
「新しい抵抗について」より 著者:宮本百合子
の鎖」「長崎の鐘」などがさき頃のベスト・セラーズでした。日配の統計の純文学では「
細雪」が第一位です。わたしたちはここでもやっぱり客観的でなくてはいけないと思いま....
「大阪の可能性」より 著者:織田作之助
く面白さが急に発揮されるのは、私たちが日常経験している通りである。 谷崎氏の「
細雪」は大阪弁の美しさを文学に再現したという点では、比類なきものであるが、しかし....