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紹興酒
「紹興酒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
紹興酒の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「立札」より 著者:豊島与志雄
家鴨や熊掌《ゆうしょう》などは、もう箸をつける者もなく冷たくなっていました。本場
紹興酒の大彫《たあちあん》が、汲めども尽きぬ霊泉となりました。 男の人たちは拳....
「非情の愛」より 著者:豊島与志雄
ドザハを食べるんだと、秦啓源を誘ったところが、果して彼はたいへん喜んで、当日には
紹興酒の二瓶をかかえて現われた。――それが、「五郎」に於ける川蟹の由来なのである....
「自由人」より 著者:豊島与志雄
が浮んできた。――料理店紹興は、地名から来たものではなく、支那酒老酒の本場物たる
紹興酒から来たものだ。菅原洋平は終戦後だいぶたってから中国から帰国し、東京に出て....