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終ふ
「終ふ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
終ふの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「柿の種」より 著者:寺田寅彦
の通路としては、通例、ただ小さな狭い穴が一つ明いているだけである。 しかし、始
終ふたつの世界に出入していると、この穴はだんだん大きくなる。 しかしまた、この....
「旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
《おやこ》二人の荒物屋があって、小娘のおとめさんもお婆さん見たいにうつむいて、始
終ふるえているように見えた人だった。 その斜向《すじむこ》うに花屋があった。剥....
「湯女の魂」より 著者:泉鏡花
なんでございましょう。 昼も夜もどっちで夢を見るのか解りませんような心持で、始
終ふらふら致しておりましたが、お薬も戴きましたけれども、復ってからどうという張合....